2010年まで数年間、上海に住んでいました。その時の上海は、活気あふれる街でありながら、まだどこか素朴さも残る印象的な場所でした。それから14年の歳月が流れ、今回久しぶりに上海の街を訪れます。

タクシーの窓から見える上海の街並みは、高層ビルが圧倒的に増え、14年前とは全く違い、上海の進化を実感しています。

14年ぶりの上海では、CROWNE PLAZA SHANGHAIに宿泊します。

ホテルのロビーには、美しいクリスマスイルミネーションが施されていました。12月25日から28日までの滞在中、ロビーを通るたびに華やかな光と温かい雰囲気に包まれました。

広々したモダンなロビー。特別なひと時を感じることができます。

今回宿泊したのは「Standard Room City View」。広さは31㎡(334平方フィート)で、十分な快適さがありました。低層の7階だったせいか、窓からの景色は、周りの高層ビルと下に見える街並みしか見えませんでした。

ホテルの料金は12/25-28、3泊でSG$430.95でした。

ホテルのある徐汇区エリアを少し散歩してみることにしました。歩いていると、徐家汇のエリアに到着。大都市の雰囲気を感じながら、のんびりと街を楽しみました。

14年ぶりに訪れた上海の街には、新しいビルが次々と建ち並び、以前からあったビルもほとんどがモダンにリノベーションされていました。街全体がより洗練され、進化を遂げた印象です。

14年前にも高層ビルはたくさんありましたが、足元に目を向けると、道は凸凹だらけで、さまざまなゴミが散乱していることも多く、「本当に発展しているのかな?」と首をかしげることがありました。
しかし、今では道も綺麗に整備され、街全体が洗練された印象を受けました。ビルだけでなく、足元の景色にも成長を感じます。

14年ぶりに訪れた上海では、人々が道を譲り合う姿が見られました。驚いたのは、小さな交差点でさえ、信号無視をする人や横断歩道以外を渡る人がほとんど見かけられなかったことです。街全体がマナーを大切にする雰囲気に変わり、印象的でした。

おしゃれな電話ボックス。みんな携帯を持っているこの時代に、何用でしょうか?3分間通話無料と書いてあります。

上海初日の夕食は「嘉御坊」という上海料理のレストランに行きました。中国では、現金やVISA、Masterカードが使えず、ローカルのアプリでの支払いのみと事前に聞いていたので、Wechat Payを準備していましたが、初めて使うので少しドキドキ。無事に支払いができるか不安でしたが、新しい体験ができて、ちょっとした達成感を味わいました。

以下三品の上海料理オーダーしました。

  • 豆苗のニンニク和え(豆苗蒜泥):RMB58
  • 湖南風の豚肉細切り炒め(湘味小炒肉):RMB59
  • 青島ビール(青岛啤酒)2本:RMB36

合計はRMB153。サービス料や税金はかからず、シンプルな会計で済みました。

上海二日目の朝、スターバックスに立ち寄り、ゆっくりとしたひとときを過ごしました。上海の街の雰囲気を感じながら、心地よい朝のコーヒーを楽しみました。

スターバックスでは、店員さんが英語で対応してくれました。さすが大都市・上海!外国人にも優しく、スムーズに注文することができました。

二日目の夕食は、忙しい一日だったこともあり、ホテルで簡単に済ませることにしました。注文したのは、温かいワンタンスープ。慣れない寒さで、体が冷え切っていましたが、体がほっとする味で、一日の疲れを癒してくれました。

三日目の朝も、スターバックスでゆっくりとスタートしました。ドリンクを手に上海の朝を楽しむ時間はちょっとした贅沢です。明日は早朝空港に行くので、スターバックスで上海の街を眺めながら、ゆっくりできるのも今朝が最後です。

3日目、最後の夕食も上海料理を楽しみました。注文したのは以下の三品です。

  • 青島ビール(青岛纯生):RMB18
  • 春野菜の炒め物(酒香草头):RMB38
  • 家庭風豚肉炒め(农家小炒肉):RMB48

合計はRMB120。サービス料や税金はかからず、タオル代としてRMB2が追加されました。どれも美味しく、上海ならで、美味しい中華料理を堪能できた夕食でした。

14年ぶりに訪れた上海は、街並みも人々の雰囲気も大きく変わっていました。都市全体が進化し、洗練された印象を受け、驚きと感動が入り混じる時間でした。

上海では、支払い方法やタクシーなど、中国独自のアプリが必要になるため、他の国ではあまり経験しない心配事もあります。また、GoogleやYouTubeなどが利用できないため、旅行者にはVPN対応のSIMカードがあると便利です。私は今回、VPN対応のeSIMを利用していたので、特に困ることはありませんでしたが、VPN対応のeSIMがないと、少し不安だったかもしれません。

今回はほとんど観光ができなかったので、次回はもっと時間を作って、上海の他の場所、特に14年前に良く行っていた場所などもじっくりと巡ってみたいと思います。好きになるか嫌いになるかは分かりませんが、この街のさらなる魅力を発見するのが、今から楽しみです。

By adamas

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