これから北海道へ向かいます。
日本滞在は8泊。電車に揺られながら、北海道を一周する旅です。
予定を詰めすぎず、車窓の景色とその土地の空気を味わう、そんな時間を楽しみたいと思います。

シンガポール航空はビジネスクラス。出発前にまずはシャンパンで静かに旅の始まりを迎えます。




名古屋に到着して、少し寄り道。
息子が前から行きたがっていたちいかわラーメンへ。
可愛すぎて、なかなか箸をつけられませんでした。

予想通り、日本は冷え込んでいたので、ルイ・ヴィトンでマフラーを調達。
旅先で選ぶファッションも、後からいい思い出になります。

翌日、電車好きの息子とともに札幌へ移動。親子で楽しむ、北海道電車旅の始まりです。

今日の宿は札幌のJRタワーホテル日光札幌ホテルです。

ホテルからの札幌の景色。
街はすっかり雪景色で、北海道に来た実感が一気に高まります。

北海道電車の旅、スタートです。

小樽まで足を延ばし、ローカル電車に揺られて移動。
観光地の喧騒から離れ、静かな時間がゆっくりと流れていました。



まもなく廃線になる路線に乗り長万部へ。最初で最後、乗れてよかったと、と息子はしみじみ。


いろいろなローカル電車も楽しみます。


最近は仕事でサインをする機会が増えてきたため、サインに責任感を持たせるために、モンブランのサインペンを購入。道具にも少しずつ、節目を感じる年齢になってきました。

夕食は札幌かに本家。

外はさくっと、中はとろり。
かに本家だけあり、カニの旨みがしっかり感じられて、最初の一皿から期待が高まります。

透明感のある身が美しく、ひと口ごとに甘みが広がります。
素材の良さを、静かに味わう一皿。

熱々のグラタンに、カニの香り。
やさしい味わいで、ほっとする美味しさです。

香ばしく焼かれたカニは、旨みがぎゅっと凝縮。
レモンを少し絞って、シンプルにいただきました。

しっかりとカニの出汁が染み込んだ釜飯。
蓋を開けた瞬間の香りまで、ごちそうでした。


ホテルの部屋からの札幌の夜景です。北海道の電車の旅、まだまだ続きます。おやすみなさい。

おはようございます。本日はプロペラ機で札幌からさらに北の稚内へ。

稚内に向かうプロペラ機の機内です。

無事、稚内空港に到着。

稚内のホテルにチェックインしました。
明日から日本の最北端めぐりをします。

おはようございます。稚内での朝食です。

最北端を巡る旅、その最初の目的地。
電車好きの息子は、最北端の線路を自分の目で確かめ、すっかり満足した様子。
その姿を見て、こちらまで嬉しくなります。

次の目的地は、日本最北端の地へ。


日本最北端の地に立ち、親子で同じ景色をしばらく眺めました。
特別な言葉を交わすわけでもなく、ただ風と静けさを感じる時間。
息子がここまで一緒に来られたことが、あとからじわっと嬉しくなります。
大げさではないけれど、心に残るひとときでした。

今日は遠くまで出かけ、お腹ぺこぺこの息子と、稚内のホテルで夕食です。息子はステーキセット。

シンプルですが、旅先で食べると不思議と印象に残る一皿です。


稚内の夜、息子と二人で夕食。
今日の電車や景色の話をしながら、ゆっくりとした時間を過ごしました。

翌朝、稚内から旭川へ移動します。

朝の特急電車に揺られながら、車内にやわらかな朝日が差し込みました。
窓の外の景色と重なって、思わず見入ってしまうほどの美しさ。
一日の始まりに、こんな光景に出会えるのは、電車旅ならではだと感じます。

車内から見える景色は、どこまでも白一色。
音も色も吸い込まれていくようで、ただ景色だけが移ろっていました。

車内から見える景色は真っ白です。見たことのない雪の量です。

息子は車内では、スピードや場所をチェックしたり、駅を撮影したり、鉄道系ユーチューバーの西園寺の本を読んですごしていました。

旭川駅に到着。


旭川到着後は、鎌倉パスタでランチ

昭和の面影を残すレトロな電車に乗ります


「ライスランまであと138日」と表示された石狩沼田駅。
最後に見ることができて、息子も嬉しそう。

歩道は雪に覆われています。スキー場以外でこれだけ積もった雪を見るのは初めてです。

雪の旭川に到着

旭川で息子が好きなアサイボールをいただきます


牛タン好きの息子が選んだ、牛タンのお店で夕食をいただきます。

明日は旭川から札幌へ向かいます。

大通公園



これから札幌から函館へ特急列車で向かいます。


北海道でしか食べられなさそうな駅弁を選び、車内でいただきます。

今日泊まる函館に到着


函館のチンチン電車にも乗りました。


夕食はラッキーピエロ。チキンバーガーの鶏肉が唐揚げのようで美味しかったです。




ロープウェイで、函館の100万ドルの夜景を見に行きます。
函館の夜が更けていきます・・・・
翌朝!



朝食の後、新函館北斗からやぶさに乗り、盛岡へ向かいます。


駅弁とおやつ、それにコーヒーを用意して乗り込みます。
車内に流れる静かな時間の中で、景色を眺めながら食べる駅弁は、移動そのものが楽しみになるひととき。
電車好きの息子も、次々に変わる車窓と駅弁を楽しみます。

もちろん盛岡駅にきたので、はやぶさとこまちの連結を見学します。

盛岡に到着


盛岡観光の前にまずは盛楼閣で腹ごしらえ


赤レンガ岩手銀行中ノ橋支店を観光



盛岡城跡公園。誰が一番印象的な写真を撮れるか勝負しました。

盛岡での夕食です。

はやぶさで東京に向かいます



N700で東京から名古屋へ向かいます。天気が良く富士山が見えました。


新幹線でも駅弁を楽しみます。

デザートにアイスもオーダーしました。

新幹線で名古屋到着後、ミュースカイで中部国際空港に行きます。

今日宿泊する、Four Pointsホテルです。

Four Pointsホテルの部屋からの景色です。
名古屋から始まり、札幌、小樽、稚内、そして最北端の地へ。そしてまもなく廃線になる電車に最後に乗車。電車に揺られながら、北海道を巡る親子旅でした。
電車好きの息子が線路を眺め、窓の外の白い景色に目を輝かせ、
その隣で同じ景色を共有できたことが、何よりの思い出です。
観光地を急いで回る旅ではなく、
ただ電車に乗り、景色を眺め、同じ時間を過ごす。
大きな出来事はなくても、
こうして一緒に旅ができた時間が、静かに心に残っています。
