香港経由で深圳・東莞、二泊三日の出張の旅です。

今回のフライトは、シンガポール航空のSQ874便。チャンギ空港を朝7時25分に出発し、約4時間の空の旅で香港へ向かいます。到着予定時刻は現地時間で11時20分。

使用機材はエアバスA350。静かで乗り心地も良く、広めのキャビンと高い天井が特徴の機体です。離陸直後には朝日が機体を照らし、快適な空の旅が始まりました。

機内食朝食は、ぷりっとしたエビにイカ、炒めた麺に甘辛いソースを添えていただく、マレーシア風のホッケンミー。シンガポールの地上で食べるホッケンミーより美味しい気がします。

クロワッサンやヨーグルト、カットフルーツも添えられていて、バランスの取れた朝食。

4時間経過・・・・

香港に無事到着。以前住んでいた香港の何年ぶりかの香港国際空港。昔よく歩いた通路をまた歩けるのが、ちょっと嬉しいです。

以前と変わらない景色に、少しだけ時間が巻き戻されたような感覚になりました。

香港に住んでいた頃はあまり意識していなかったけれど、改めて訪れてみると、この街の風景は。目の前に迫るような高層ビル群と、そのすぐ後ろにそびえる山々。シンガポールから来ると、ダイナミックな都市に感じます。街と自然がぎゅっと詰まっていて、なんだか香港らしさを改めて感じました。

今回は香港の中心街には立ち寄らず、タクシーと電車を乗り継いで直接深圳へ向かいます。空港から緑色のタクシーで羅湖(Lo Wu)まで行こうと思ったのですが、まずは地下鉄の駅、上水(Sheung Shui)まで行って、そこから電車に乗り換える必要があるとのこと。タクシーはクレジットカードは使えず、現金払いということでした。大都市、香港なので、どこでもカードは使えると思いましたが、意外に現金社会でした。

Lo Wuから香港出国して、中国の深圳に到着しました。

そのまま歩いて5分ほどで、今日宿泊するSHANGRI-LA SHEN ZHEN(深圳香格里拉)に到着しました。

羅湖駅からすぐの立地でアクセスもよく、街の中心にありながら、外の喧騒とは少し距離を置いたような落ち着いた雰囲気が漂っています。

ホテルの外観はクラシックで堂々とした佇まい。中に入ると、シャンデリアがきらめくロビーが広がっていて、天井も高く開放感があります。スタッフの対応も丁寧で、チェックインからとてもスムーズでした。

ちょっと昔ながらの高級ホテルという感じがして、どこか懐かしさも。今日はここでゆっくり休もうと思います。

チェックインしました。クラシックな内装で、どこか落ち着く雰囲気の部屋です。窓際には明るい光が差し込むソファスペースがあり、ちょっと腰を下ろして外を眺めたくなるような場所。机まわりもシンプルで使いやすそうで、仕事にも休憩にもぴったり。一泊CNY 638.97でした。

これから知人と夕食です。夕食は深圳のシンボルともいえる、京基100の95階にある、天宫OnlyYou·云端私宴という広東料理のレストランで本場広東料理をいただきます。

レストランからの眺めは、まさに絶景。…なのですが、実は思ったよりも高くて、ちょっと目が回ってしまいました。あまりに見晴らしが良すぎて、逆に食欲があまり湧かず…。せっかくの広東料理のコースなのに、なんとももったいない気分です(笑)。

こちらの広東料理のコース料理では、デザートは最後ではなく、食前にアペタイザーとして出てきます。

前菜は、口水千张鸡肉卷(ピリ辛ソースの湯葉巻き鶏ロール)、开胃胭脂櫻桃萝卜(鮮やかラディッシュの開胃小皿)、荠菜香干石榴包(ナズナと香り豆腐のザクロ型蒸し包み)、好味汁仓花螺(巻貝の特製甘辛ダレ和え)

10年海博瑞玉子姜片皮鸭(特製10周年 玉子生姜香る北京ダック風ロースト鴨)

羊肚菌金钟宝鼎炖鲍翅(金壺仕立て フカヒレとモリーユの蒸し煮)

茅香黑松露13头溏吉鲍 •手拉面(茅台の香りと黒トリュフを添えた13頭煮アワビ入り手打ち麺)

黑豚肉饼焗黄脚立(黒豚のミートパティと黄脚立魚のオーブン焼き)

普宁豆酱焗台山奄仔蟹(台山ワタリガニの普寧豆味噌仕立てオーブン焼き)

天宫盛宴コースをオーダーし、CNY788/位でした。

おいしい料理をゆっくり味わっているうちに、高所の緊張感も少しずつ和らいできました。最初は景色の高さにちょっとドキドキしていましたが、気づけば料理に夢中になっていて、景色を楽しむ余裕も出てきた気がします。

By adamas

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