これから五泊六日の香港・深圳への旅へ。
出張とはいえ、せっかくの中国訪問なので、週末は香港でショッピングを楽しみ、夜は知人とグラスを傾けながら優雅な時間を過ごすつもりです。
ビジネスとプライベートが心地よく交差する、大人の出張に出発です。

これから搭乗するA350がゲートで静かに待機中。

エコノミークラスの機内食は、ホッケンミーをチョイス。
程よい辛味とコクのあるソースが、フライト中とは思えないほど本格的な味わいです。
シンガポールらしい一皿で、空の上でも少し旅気分を感じます。

香港に到着しました。
香港滞在は出張後半にし、このまま深圳へ向かいます。

普段、深圳と香港の移動は電車かタクシーを利用しています。
前回は初めて船で移動してみましたが、今回は試しにバスを選んでみることに。
ところが、実際にやってきたのは“バス”ではなく、まさかのワゴン車。
乗り込むと予想以上にギュウギュウで、少し後悔しましたが、香港側のイミグレーションを車内で済ませられたのは便利でした。
旅で余裕がある時は、常に新しいことを試し、新しい発見を楽しみます。

ここは深圳湾。
ちょうど香港と中国本土の境界に位置するエリアです。
窓の外には両国をつなぐ橋が見え、行き交う車の列が続いています。
この境界の風景を目にすると、いつも“行き来する街”らしい独特の空気を感じます。

中国側のイミグレーションも荷物検査も、驚くほどスムーズ。
ほとんど並ぶこともなく、あっという間に入国手続きが完了しました。
以前に比べてシステムが洗練されていて、入国までの流れがとてもスピーディーに感じます。

19時を過ぎた頃、周囲は香港と深圳を行き来する人々でにぎわっています。
ビジネス帰りの人、週末をまたぐ旅行者、それぞれの目的地へと向かう姿が交錯し、国境の街らしい活気を感じます。
夕暮れの空の下、ここ独特のエネルギーが漂っています。

深圳湾は洗練された雰囲気のエリア。
おしゃれな空間のすぐ後ろには、高層ビル群が立ち並び、近代都市らしいスカイラインが広がっています。
海風に吹かれながらその景色を眺めていると、活気と静けさが同居する不思議な魅力を感じます。

高速を走るタクシーの窓の外に、まばゆい光が瞬いていました。
どうやら、どこかで光のショーが行われているようです。
夜の深圳の街は、ビルの灯りとイルミネーションが溶け合い、まるで都市全体が一つのステージのように輝いて見えます。

今日から2泊滞在する JW Marriott Shenzhen に、タクシーで直接到着しました。

エントランスに入った瞬間から漂う静かな高級感と、洗練された香り。
長い移動の疲れも、ホテルの雰囲気に包まれるとすっと和らいでいきます。

こちらが今回滞在する JW Marriott Shenzhen の1 King Bed, Guest Roomの客室。
上質な照明と落ち着いた色調のインテリアが調和し、窓の外には深圳の夜景が広がっています。
広々としたベッドとデスクの配置も心地よく、静かに過ごすには理想的な空間です。

今夜はホテルの中庭にあるバーで夕食を。
ライトアップされた椰子の木が風に揺れ、遠くには深圳の夜景がきらめいています。
開放的な空間に流れる音楽と、グラスの氷が鳴る音が心地よく響き、出張の夜とは思えないほど贅沢な時間。
仕事の合間に、こうした静かなひとときを過ごせるのは本当に幸せです。

夜も10時前、ようやく一人で夕食です。
静かな夜風とともに、今日を振り返りながらゆっくりとグラスを傾けます。


ライトアップされた椰子の木の向こうに広がる深圳の夜景を眺めながら、静かにグラスを傾けます。

その後、部屋に戻って静かに眠りにつきました。一日目、無事に終了です。

翌朝、ゆっくりと目を覚ましました。
カーテンを開けると、窓の向こうには高層ビルが並び、朝の光に包まれた深圳の街が広がっています。
昨夜とはまた違う表情を見せる景色に、都会の一日の始まりを感じます。

一日の仕事を終え、あっという間に夕食の時間です。
今夜もひとりの食事ですが、出張中、一人で食べる静けさが心地よく感じます。
ホテルの灯りの中でゆっくりとグラスを傾けながら、今日の出来事を振り返る穏やかな夜です。

今夜の食事は、ホテル内の広東料理レストランでいただきました。
上品な味付けと繊細な盛り付けで、どの料理も素材の旨味が引き立ちます。
静かな店内でゆっくりと味わう広東料理は、出張の夜にちょうどいい癒しの時間です。

食事の後少し、大都会深圳の街を散策しました。高層ビルが立ち並び、ネオンが街を彩っています。
一日の終わりにふと歩いてみると、昼間とは違う表情を見せる深圳の夜景がとても印象的でした。

今夜もホテルのバーへ。穏やかな音楽と照明に包まれ、今日の締めくくりをゆっくりと過ごします。
のようにも自然です。

昨日に続いて今日もホテルのバーへ。
静かなテラス席に腰を下ろし、目の前に広がる深圳の高層ビル群を眺めながら、心地よい夜風にあたりながら、一人ゆっくりとグラスを傾けます。
グラスの中で揺れる泡が、街のネオンに反射してきらめくのを見ていると、出張の喧騒から少しだけ離れたような気分に。
仕事が終わった後の贅沢な時間、最高です。

酔いがまわり、バーから見える宿泊中のMARRIOTTホテルを見上げなら、自分を部屋を探したりして時間を過ごしました。

JW Marriott Hotel ShenZhen 2泊で3,010.61 CNY(62,326円)でした。

三日目の朝、今日も深圳に滞在しますが、ホテルを移ります。

今日から2泊するCROWNE PLAZAホテルの部屋です。

今日は深夜にお客さんを空港までお迎えに行く予定があるため、夕食は外には出ず、ホテルのレストランで食事をいただくことにしました。

深夜の深圳宝安空港に到着しました。
時刻はすでに夜12時を回っていますが、ロビーにはまだ多くの人たちが集まり、それぞれの再会を待ちわびています。照明もギラギラで、深夜の疲れが吹っ飛びました。

無事にお客様をお迎えし、ホテルへと戻ってきました。
部屋で一息つこうとビールをオーダーしたところ、なんと小さなロボットがトコトコとやってきて、丁寧にビールを届けてくれました。

夜更けの静けさの中、機械のライトが廊下を照らしながら進んでくる様子は、どこか未来的で少し可愛らしい。
出張の終盤に、こんな小さなサプライズがあると、疲れもふっと和らぎます。

おやすみなさい。

翌朝の朝食。
この日は少し中国らしい朝を味わいたくて、麺をオーダーしました。
湯気の立つ丼の中には、やさしい味わいのスープとコシのある麺。
シンプルながらもどこか懐かしく、旅先の朝にぴったりの一杯です。

今日も昼間しっかりと仕事をして、ホテルに帰ってきました。

台風が来ているようで、雨が降ったり止んだりしています。ちょうど雨が止んでいる時間帯だったので、ホテルの周りを散策していました。

景気の低迷が続いていると言われる中国。
街のネオンは相変わらず煌びやかで、見た目には活気があるように見えます。
しかし、金曜の夜にもかかわらず、営業していない店や、客の姿がほとんどないレストランも目立ちました。
光と静けさが同居するこの街の夜に、今の中国の一端が垣間見える気がします。

今夜も一人の夕食。
ホテルを出て、ふと目に留まった賑やかな焼串のお店に入ってみました。
店先から漂う香ばしい煙と、ローカルの人たちの笑い声に誘われての一杯。
静かなホテルの夜もいいけれど、こうした庶民的な空気に触れるのもまた楽しい時間です。

羊肉串をつまみに、冷えたビールをゆっくりと味わいました。
香ばしい煙とスパイスの香りに包まれながら、ローカルな夜の空気を満喫。

宿泊しているCROENE PLAZAホテルにもどってきました。

金曜日の夜のホテルのロビーです。

これで中国での仕事は全て終了です。明日は香港へ向かいます。

おやすみなさい。

翌朝、台風の影響で天気は悪いですが、近くのショッピングセンターへコーヒーを買いに行きます。

土曜日早朝のスターバックス。驚くほど広々とした空間が広がっていました。
高い天井と大きな窓が特徴的で、天気が良ければ差し込む光が心地よさそうです。

ホテルからタクシーへ乗り、香港へ行くために福田口岸へ。橋を渡れば香港です。

香港入国後、タクシーに乗り、今日宿泊するペニンシュラホテルのすぐ横にあるシェラトンへ。
シェアランホテルのロビーは、高い天井と広々とした大理石のフロアが印象的で、クラシックな雰囲気が漂います。
中央には観葉植物が美しく並び、上階へと続く優雅な階段が空間をより上品に引き立てています。
チェックインを待つ人々や、ソファで静かにくつろぐ宿泊客の姿もあり、土曜日らしい落ち着いた活気が感じられました。
老舗ホテルならではの安心感と格式を感じるロビーです。

シェラトン香港の部屋は、中国の広々としたホテルに滞在することが多いせいか、少しコンパクトに感じました。
それでも、室内は清潔で整っており、家具や照明の配置にも落ち着きがあり、快適に過ごせます。
窓の外には香港の街の光が広がり、都市の喧騒を少し離れて眺めるにはちょうどいい空間。
旅の終盤にふさわしい、穏やかな香港滞在になりそうです。

宿泊代は1 King Bed, Guest Room 1,986.54 HKD(37,633円)でした。

これから香港の街へ繰り出します!

ホテルの近くにはショッピングセンターがあり、少し時間を見つけて買い物を楽しみました。
日常から離れた出張の合間に、こうしてお気に入りのブランドをゆっくり選ぶ時間は、ちょっとしたご褒美のよう。
ラルフローレンの上品な黒いショッパーを手に、ホテルの部屋に戻ると、不思議と気分も華やぎます。
大人の旅には、仕事だけでなく、こうした小さな贅沢も欠かせません。

ホテルの部屋から眺める香港の朝。
あいにくの曇り空に小雨が混じり、窓にはいくつもの水滴が流れています。
それでも、霧に包まれたヴィクトリア・ハーバー越しに見える高層ビル群はどこか幻想的で、
晴れの日とはまた違う、静かな美しさを感じさせます。

行き交うフェリーの音が遠くに響き、都会の喧騒もこの景色の中ではやわらかく溶けていくよう。
旅の終盤に、こんな穏やかな時間を過ごせるのは贅沢なひとときです。

これから、以前お世話になった知人と食事に行きます。

お世話になった方との食事を終え、ホテルへ戻ったあと、ひとり静かにバーのカウンターへ。
外は小雨で、窓ガラスには細かな水滴が光を映し出し、街のネオンがぼんやりと滲んでいます。

グラスに注がれたビールをゆっくりと傾けながら、今日一日の香港での出来事を静かに振り返る時間。
人の喧騒から離れたこの空間には、穏やかな音楽と、ほんの少しの孤独が心地よく混じり合っています。

出張の夜に訪れる、こんな静寂のひとときが、一番贅沢な時間です。

これで香港・深圳の旅は終了です。明日のフライトでシンガポールに戻ります。

香港国際空港にやってきました。台風が来ているようですが、無事に飛行機は飛びそうです。

ラウンジで朝食をいただきます。

搭乗を待つシンガポール航空のB787。
ガラス越しに見える滑走路は、台風の影響で白く霞み、外の景色はほとんど見えません。
それでも安定のシンガポール航空、旅の安心感を覚えます。

機内では、広東風の味わいを取り入れた機内食をいただきました。
やさしい味付けの中に、ほんのりとした甘みと香りが広がり、どこか上品で落ち着いた印象。
軽やかな一皿ながら、丁寧に仕立てられた料理は、まさにシンガポール航空らしい洗練された味わいでした。

これで、香港・深圳での5泊6日の出張とプライベートの旅が無事に終了しました。
仕事の合間に見た夜景やホテルでの穏やかな時間、ショッピンなど、心に残る上質な旅となりました。
忙しい日々の中でも、自分らしい時間を大切にしたい——これからもそんな出張を心がけたいと思います。

By adamas

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