Paris-Zermattまでの電車の旅後編、前編ではParisからBernまでの旅を楽しみましたが、いよいよ後編では、アルプスの玄関口 Visp を経由し、名峰マッターホルンのふもと Zermatt へと向かいます。この区間は、スイス鉄道ならではの美しい景色と快適さをEurail Global Passだけで満喫できました。

Bernから(InterCity)IC816(ICEの次に高速電車)でVispへ向かいます。IC816は13:07発ー14:02着の55分の電車の旅です。

IC(InterCity)はボタンを押して自分でドアを開けます。電車が停車すると、自らボタンを押してドアを開けるシステムになっています。少し新鮮な体験ですが、普段と違う電車を体験することもヨーロッパの旅の楽しみの一つです。

定刻通り、Bernを発車。いよいよアルプスの旅が本格スタート!

想像以上の快適な電車に、親子でテンションが上がります!広々とした座席や清潔感溢れる車内に驚きつつ、スイスの旅の期待感がさらに高まります。

スイスに入ると、列車は洗練されたスタイリッシュなデザインに一変!モダンでかっこいい外観と車内の雰囲気に、旅の特別感がさらにアップします。

1stクラスはほとんど貸切状態!指定席には座らず、まるでプライベートラウンジのような広々としたシートに親子でゆったり陣取りました。

車窓からの風景も次第に期待していた通りのスイスらしい雄大な景色へと変わり始めました。

14:02 ほぼ定刻通り、無事Vispに到着しました。

Vispで本日最後の電車、RE241に乗り込み、いよいよ本日の目的地、Zermattへ向かいます。

RE241 (Visp 14:08発ー Zermatt 15:14着) 1時間6分の電車の旅です。平坦な道を高速で走る列車とは異なり、山道をゆっくりと進む観光列車のような雰囲気です。

REとはスイスや周辺国で運行されている地域急行列車”Regional Express”の略です。

この列車の特徴は、大きな窓と柱の少ない設計で景色が見やすいことに加え、天井の左右も壁ではなく窓になっているため、広がりのある景色を存分に楽しめます。

REの1st classも空席があったので、席を移動しました。大きな窓からはもちろん、天井横の窓からもスイスの綺麗な山々を眺めることができます。

スイスの快適で洗練された車内に包まれるだけでも贅沢なのに、大きな窓から広がる息を呑むような美しい景色がさらに心を奪います。この至福の時間、車内の素晴らしさと外の絶景を堪能しようと、目があちこちに引き寄せられ、目と脳が大忙しいです。

空席があったため、自由に席を移動しながら、色々な角度からスイスの絶景を楽しみました。

息子も車内やスイスの絶景をカメラに収めるのに大忙しで、見るだけでなく撮影にも夢中になっています。

列車は山の麓を走りながらも、標高が高いため、目の前にはすぐ近くにそびえる山頂が見えます。


スイスのアルプスは、雄大な山々と美しい自然が広がる絶景の舞台です。雪をまとった山頂や緑豊かな谷間が訪れる人々を魅了し、どの瞬間も特別な景色を見せてくれます。

途中で、こんなに可愛らしい小さな駅にもありました。

途中、小さな駅に停車しながら、Zermattへ向かい走り続けます。

午後3時過ぎ、予定通りZermattに到着。Parisから始まった今日の鉄道の旅、初めての欧州電車の旅だったので、少し心配でしたが、無事にゴールを迎えました。

今日最後に乗ったREの先頭車両とも恒例の記念撮影。後ろにはZermattの美しい山々が広がっています。

Zermatt駅前は、荘厳なアルプスの山々に囲まれ、スイス伝統の木造建築が並ぶ、絵本のように美しい街並みが広がっていました。

ホテルにチェックインを済ませたら、すぐに街歩きに出かける予定です。

今回も全行程Eurail Global Passで移動しました。途中、指定席を購入しないといけない列車はありましたが、ほぼEurail Global Passだけで列車に乗れました。

Eurail Global Pass価格

息子・Eurail Global Pass youth 有効期限15日間 クラス1等 モバイルパス USD499 

父・Eurail Global Pass 有効期限15日間 クラス1等 モバイルパス USD666

By adamas

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