
これから夜便で日本へ出張に向かいます。
実は、機内で日付が変わり、誕生日を迎えます。
空の上で歳をひとつ重ねる、少し特別なフライトになりそうです。

機内食、誕生日ケーキのサプライズを少し期待しましたが、特に何もなく、普段通りのエコノミーの食事がでてきました。

日本に着いて最初に向かったのは、実家。妹家族が迎えてくれて、久しぶりに姪っ子たちとも再会しました。
もう年齢的にぐんと成長する時期は過ぎたけれど、それでも表情や話し方に少しずつ大人っぽさがにじんでいて、会うたびに「時間って流れてるんだな」としみじみ感じます。
何気ない会話がうれしくて、つい顔がゆるみっぱなしの時間でした。

夕食は、妹家族と両親と一緒に、夜景のきれいなレストランへ。窓からは街の灯りが一面に広がっていて、それだけで特別な時間が始まるような気がしました。
料理もどれもおいしくて、会話も自然と弾みます。
久しぶりに妹家族とテーブルを囲んで、たわいもない話で笑い合える時間が、とても心に沁みりました。

食事もそろそろ終盤に差しかかった頃、思いがけないサプライズが。
なんと、妹夫婦と両親が私のために誕生日ケーキを用意してくれていました。
突然、店内に「ハッピーバースデー」の歌が流れ、スタッフの方がケーキを運んできたときは、思わず照れつつも、胸がじんと温かくなりました。
誕生日をこうして、妹家族に祝ってもらい、静かに感謝しながら、幸せな夜を過ごしました。

妹家族と両親と楽しく思い出になった誕生日の食事の後は、名鉄電車に乗ってホテルに向かいます。

チェックイン完了。本日宿泊するホテルの部屋です。

翌日は、午前愛知で仕事をした後、新幹線で東京に移動します。久しぶりに日本の景色を眺める車窓は、どこか懐かしく、そして少しだけ特別な気持ちになります。

せっかくなので、社内で駅弁もいただきます。小さめの駅弁を選びました。

本日宿泊するホテルです。これから友人と食事に行きます。
久しぶりに会う友人と、ふぐ料理のお店へ。

丁寧に盛り付けられた刺し身

ふっくらと揚がった天ぷら。

フグと野菜たっぷりの鍋

ひと口ごとに贅沢を感じながらも、友人との会話に盛り上がりました。
何年経っても変わらず語り合える友人がいることのありがたさを、ふと胸の奥で感じた夜でした。
関東での仕事を無事に終え、明日、シンガポールに戻ります。

夜は再び新幹線に乗って、妹家族の家で食事をします。

夜はテーブルいっぱいのごちそう。鍋に唐揚げ、野菜たっぷりのサラダに冷菜……。久しぶりに囲む家族の食卓は、ただそれだけでごちそうです。

そして、最後のサプライズは、再び妹家族から誕生日ケーキ。照れくさいような、でもとても嬉しい時間でした。

今年の誕生日は、仕事も家族も友人も、すべてがぎゅっと詰まった数日間でした。こうして節目の年を迎えられたことに、ただただ感謝です。